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どんな仕事をしている人も、会議の名称は別として、必ず何らかの会議とか打ち合わせは行われているものです。 重要な会議として、会社の破産を宣告することになる会議もあったり、あるいは他社との合併に関する会議になることだってあります。 そのときの会議で準備するテーブルによっては、会議のゆくえがどうなるか分かったものではありません。 例えば円卓にしたとき、あるいは四角いテーブルを用意したときなど。 それでは、テーブルによって、どういう心理的効果があるかを説明しましょう。 @ 丸いテーブルか楕円形のテーブルを準備した場合 丸いイメージから分かるように、どこに座っても、その会議を進めて行く中心となる座席がないため、すべての人が職位に関係なく公平な立場であることを意識付けさせます。 たとえ、部長や課長の席を決めていても、丸いテーブルだと、それほど職責を感じなくしてしまう心理的効果も働きます。 ですから、こういう円卓会議では、新しい企画とか、斬新な企画をお互いが忌憚なく説明をし、説得するような会議に向いており、参加者全員が意見を出し合うのに適しています。 ただ、こういう形式の会議にしますと、議長や幹部の権限が発揮しにくい雰囲気になるので、会議の意見を集約しにくい面もあります。 A 四角いテーブルを準備した場合 四角いイメージから分かるように、テーブルの東西南北がハッキリしていることであり、方角が明確になっているということは、誰がリーダーであるとか、職位の上下関係がはっきりするということです。 マージャン卓でも四角形になっていますが、これなども東西南北がハッキリしており、誰が親であり、子であるかも明確になっているでしょう。 この会議のメリットとしては、リーダー格が明確であるので、意見の集約ができやすいことです。 デメリットとしては、たとえば企画会議を開催したような場合、職位の上下関係がハッキリしているため、緊張して活気のある会議にはならず、あるいは遠慮して意見を差し控えるようなことも考えられます。 あなたも会議の目的に合わせて、会議のテーブルを選択するようにしましょう。 |
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