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あなたの交渉相手があなたの商談に興味を持っているかどうかは、頭や顔の動きで読み取れるものです。 もし、相手があなたの話に興味を持っていれば、あなたが差し出した資料などにも自然と目を配り、そのうえ、あなたの話をもっと聞こうと、あなたのほうに顔や頭を近づけるポーズになり、結果的に両足は後ろに引く姿勢になります。 こうなれば、契約も近いと考えて良いので、積極的に押してみましょう。 逆にあなたの話に興味がないときは、そわそわした状態で、頭を左右に動かしたり、あるいはあらぬ方向を見たり、首をかしげたりするものです。 極端なときには、頬杖をしたり、イスに深く腰掛けて足を前に突きだしたような状態になりますが、こうなると、あなたの話には興味がなく、早く帰って欲しいというポーズですので、話は早く切り上げましょう。 交渉は時間のムダになるだけです。 また、交渉相手にしろ、あなたの上司にしろ、相手と話しているときに、アゴを突き出すようなポーズをすれば、これは戦闘的なポーズですので、あなたに対して強圧的な態度に出る可能性が強いので、早く退散するにこしたことはありません。 あるいは、首を左右に振りながら「なかなかいいお話ですね、検討しておきましょう」と、いかにも次には契約できそうな返答をする人は人は嘘をついていると思ったほうが良いでしょう。 だいたい、首を左右に振るというのは了解しないというポーズですので、「お互いの条件がだいぶ離れていて、契約はできませんよ」と言っているのと同じです。 こんなときに、ぬか喜びをして、上司に「契約できそうです」などと報告すると恥をかくことになりますよ。注意してください。 |
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