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電車などに乗っていると、ゆったりしている余裕があるのかないのか分かりませんが、ケータイとかスマートフォンをひと時も手放せないで、乗っているあいだ中、画面とにらみっこしながら、メールを見たり返したりしている人がいませんか。 女子高生なんかにふつうに見られる光景ですが、大の大人でも四六時中、ケータイを手放せない人もいるようです。 実はこういうケータイ依存症の人は、非常に孤独性の強い人です。 誰かにメールを送信して、すぐにでも返信でも来なかったら「自分は嫌われたのだろうか」とか、あるいは相手からメールがあれば、「すぐに返さなければ相手に嫌われるかもしれない」という強迫観念にとらわれているのです。 このようなメールの受信と送信だけでつながせっているような人間関係は非常に希薄なものがあり、生身の人間とまともなコミュニケーションのとれない人であり、唯一ケータイのメールだけが頼りなのです。 それだけ社会や仲間から日ごろから孤独感を感じているのです。 ビジネスマンで職場以外、たとえば道を歩いているときとか、外で食事をしているときなど、取引先からケータイに電話がかかってくることがありますが、そんなときに、周囲の状況も確認せず、いきなり大きな声で話しだす人がいます。 ちょっと見には、仕事熱心でやり手の雰囲気がありますが、こんな人は先ずは大した実力はないものです。 なぜなら、大事な商談の話なら、金額の件や事業計画などの打ち合わせに関する電話になる可能性がありますが、そういう重要な案件なら簡単にケータイで結論が出るようなものではなく、書類をにらみながら検討すべき事案であるはずです。 それを周囲に気配りもできず、大きな声で電話に出るのは、正確な状況判断ができていない証拠です。 いずれ改めて、電話をすることになるから、そこで話しても二度手間になるだけです。 こういう人は、仕事一途な人のように見えるかもしれませんが、そうではなく、仕事が不安であるから迅速に電話に出ただけであり、やや自分勝手な性格があります。 |
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