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お腹というのは感情が表れるところであり、昔から「腹を割って話す」、「腹の探りあい」、「腹黒いヤツ」、「腹に一物」、「腹が太い」などと表現されるように、お腹にはその人の気持ちがはっきり表れるのです。 これは、お腹に関するしぐさにも同じように表れるものですので、相手のお腹には十分に注目しましょう。 @ お腹をポンと叩くとき 相手と交渉しているときや商談中に、話がだいぶ煮詰まってきた頃、お腹をポンと叩く人がいますが、「だいたいキミの話はよくわかった。すべてを了解したわけではないが、大筋では合意しよう」という気持ちの表れですから、この場合には、一気に契約締結まで持ち込みましょう。 A お腹を太く見せようと突き出す人 これは、ソファにデンと深く座って、お腹を前に突き出して大きく見せようとするしぐさで、太鼓腹でない限り、自分に自信のある人がよくするポーズです。 こういう人には、ヨイショしながら、商談に持ち込むのが良いでしょう。 ただ、自分を大きく見せて空威張りしたいだけの人もいるので、そのあたりには注意しておきましょう。 B お腹を引っ込めるポーズ イスやソファに座ったときに、お腹を引っ込めて小さくしている人は、だいたい自信のない人で、受身で消極的な人です。 気が緩んでいるときには、自然と腹も緩んで大きくなりますが、お腹を引っ込めているときには、相手に気を許していない証拠ですので、商談では、相手の心を和やかにするように心がけましょう。 C ベルトを緩めるか締めるかで大違い 食後でもないのに、ベルトを緩めたら、気も緩んでリラックスしてきた証拠ですので、一気に商談を進めるのが良いでしょうが、もし、ベルトを締めなおしたような場合には、気を引き締めてやってやろうというやる気マンマンモードになっているので、あなたも気を引き締めましょう。 |
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