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女性は自分の嫉妬心を自ら認める発言することが多いようですが、男性は嫉妬心を表面には出さない傾向があります。 それは、嫉妬心が弱いからではなく、嫉妬心の強さを隠そうとする働きであり、嫉妬しないのではありません。 この嫉妬心は自尊心が傷つけられたときに起こる感情のようです。 嫉妬には、「異性関係に対する恋愛の嫉妬」と「地位や名誉などの対抗意識に対する嫉妬」の二通りがあり、女性は恋愛の嫉妬が多く、男性は仕事上に関する嫉妬が強い傾向があります。 アメリカでは嫉妬心が殺人動機の第三位に入っているそうです。 いずれにしても、嫉妬心は次のような人に起こりやすいです。 @ ストレスをためやすい無口な人 不満やグチを言わず、黙々と仕事に打ち込むような人は、自然とストレスが溜まりやすい状態になっており、そういうストレスが極度に高まっているときに、同僚が可愛い女性と街を歩いているところを見たり、自分より仕事のできない同僚が自分より先に職位が上がったりすると、強い嫉妬心が燃え上がることがあります。 A 劣等感を意識しすぎる人 自意識過剰でちょっとしたことで傷つきやすい神経の持ち主は、強い嫉妬心を抱きやすいです。 たとえば、飲み会の席などで、ちょっとした同僚の批判めいた言葉に傷つき「アイツはオレのことを馬鹿にしている」「影ではいつもオレのことを悪く言っているのではないか」と疑心暗鬼となり、それが強い嫉妬心に変わるのです。 こういう人には、どう対応すれば良いのか。 浮気に対する嫉妬なら、自分が浮気をやめるとか、相手に謝ることによって解消もできるでしょうが、仕事がらみの嫉妬というのは、相手の思い込みで生じるので、謝って解決するようなものではありません。 ですから、「触らぬ神に祟りなし」で、何もせずに放っておくのが良策です。 逆に謝ったりすれば、「やはりそうだったのか」ということで、相手を逆上させてしまうだけです。 |
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