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人間の脳の構造は、左脳と右脳でできており、左脳は言語機能や理性を司り、右脳は喜怒哀楽の感情や本能を司るとされています。 ですから、人間の顔を顔の中心線で二分しますと、左の顔と右の顔は違うはずで、左側の顔は右脳(感情)が支配し、右側の顔は左脳(知性)が支配しています。 雑誌などに掲載されているモデルの顔でもいいですし、あるいは家族やあなたの写真を取り出して、右の顔と左の顔を見比べてください。 明らかに違っていることが分かると思います。 右側の顔よりも左側の顔のほうに感情が豊かに表現されていて、目の大きさとか眉の形も違っているはずです。 一方、右側の顔は左脳が支配するため、感情があまり出ないで理性的に表現されているはずです。 とくにビジネスマン同士の商談交渉は虚々実々で、ハッタリやウソも交えながら交渉するのが普通であり、そのためには、できるだけ自分の本性を見破られないようにしておくのが、やり手と言われる人の交渉術です。 ですから、相手の横に並んで、説明したり交渉したりするような場合には、相手の左側に座るようにすることです。 相手の左側に座れば、相手からはあなたの右顔しか見えないため、あなたの考えていることが相手から悟られにくいのです。 もし、あなたが相手の右側に座ってしまえば、あなたの左側の顔が相手によく見えるため、あなたが交渉の上で隠そうとしている感情が自然とでてしまうのです。 こうなると、あなたの企みも見破られてしまうかもしれません。 もし、ビジネス交渉をする場合、あなたの正面ではなく、あえてあなたの左側に座ろうとする人がいたら、意識的か無意識的かはわかりませんが、とにかくウソを見破ろうとしている証拠です。 相手はなかなかのやり手と思って勝負したほうが良いでしょう。 |
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