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できない約束をするというのは、ビジネスをする上で、大変危険なことであり、大きなビジネスであればあるほどその危険性は高まります。 ★ビジネスは「信頼」で成り立っており、できると約束をしたのに、「やっぱりダメでした、ごめんなさい」ではあっという間に信頼は地に落ちてしまうでしょう。 「信頼がある」ということは他人から評価される云々といったレベルの話ではありません。ここを勘違いしている人がたくさんいます。 「信頼」のベースにあるのは、「自分との誓約」なのです。 誰かとの約束ではなく、「自分への誓い」を守ることがベースにあるのです。それが結果として、まわりからの評価につながるものです。 ビジネスパーソンの言葉は重たく、一度、約束したことを履行できないと、腹切り=辞任につながります。 「できない約束」はしないのがプロです。「不言実行」という言葉もあります。期待をさせるだけさせて、「できませんでした」と謝罪もしない政治家というのは、嘘をつくことに慣れているでしょう。 ★仕事ができる人になるコツは、「有言実行」にあります。 しかし周囲に宣言してしまうと、まわりの目を気にしなければならなくなります。 「あの件は、どうなっている?」 「進捗状況はどうですか?」 と、ことあるたびにチェックが入ります。だから真剣になれるのです。 「すぐにとりかかります」 「時間内に終わらせます」 こう宣言したら、脳が強く意識するようになり、「宣言する」という行為は、周囲の脳だけでなく、あなたの脳にもしっかりインプットされるのです。 これが意識を変えます。 意識が変わることで行動が変わり、行動が変わることで習慣が変わり、そして結果を出せる人になれるのです。 ★「できない約束」はしない。約束をしたからには何がなんでも守るということが、大切です。 |
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