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「生兵法は大怪我のもと」という言葉があり、少しばかりの知識や技術に頼ったりすると、かえって大失敗をする、という意味で、知ったかぶりというのはトラブルの元になります。 よくわからないくせに勝手な思い込みで突っ走って、あとで失敗することはたくさんあります。せっかち、不注意、おっちょこちょい、そそっかしいという「性格」に原因があるというよりも、もっと問題は根深く、そもそも素人考えで進めてしまうことの危険さがあるのです。 ★ですから、「わからないこと」には手を出してはいけないのです。もし手を出すなら勉強しなければいけません。 自分が勉強しなくても勉強してる人に相談したり、その分野で成功している人の協力を得たりしなければなりません。簡単なことです。電話一本で済むことだってあるでしょう。そのわずかな手間を怠ったばっかりに、手痛いミスをすることも少なないのです。 「わからないことには手を出さない」というのは、正解ですが、それでも、現場の仕事ではそうもいっていられないことだってあるでしょう。 こういうときにものをいうのが「人脈」です。弁護士、弁理士、行政書士、司法書士、税理士、コンサルタントなどなど、蛇の道は蛇です。 ★仕事ができる人は、「専門家」に聞くのが巧みです。 「今週会えないかな? 実は、こんなことをやろうと思うんだけど、ランチでも取りながらいろいろ教えてほしいんだ」と相談するのです。 「専門家」は、あらかじめ関連する最新情報を用意して臨んでくれるはずです。 仕事ができる人は、いわば友人・知人を「ブレーン」にしているのです。 無知な人なら1年かけても得られない知識を30分くらいで入手できてしまいます。これが人脈の強みでしょう。だから、異業種交流会などに参加することには意味があるのです。 同じ業界の、同じような仕事をしている人間とばかりつるんでいないで、むしろさまざまな業種で活躍しているキーマンを何人押さえているかが、いざというときに強力な人脈になるのです。 |
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