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仕事のつながりは、どことでどう発展するかわかりませんので、人には関心を持つことが大切です。 ★つまり、人を注意深く見なさい、注目しなさい、ということです。 人の名前と顔を覚えるには、自己紹介を聞くとインプットしやすく、自己紹介などは「プロファイリング」のチャンスです。 自己紹介がなくても、一つか二つ何か質問すれば、プロファイリングなど簡単にできます。もちろん、これはいちいちノートに取るわけではなく、脳の片隅に記憶するだけです。 「私は記憶力が悪くて・・・・」などという人がいますが、これは「記憶力」というよりも「意識の力」だと思います。人を意識する、人に関心を向ける、無関心を装わない、という姿勢の問題ではないでしょうか。 意識すれば、ほとんど条件反射的に脳は起動し、メモリが動き始めます。意識しなければ眠ったままです。 パーティや会合があると、自然と周囲の会話を聞き、目の前の人と会話して、うんうんと、相槌を打っているにもかかわらず、他の人同士の会話も聞くぐらいの気持ちが大切です。 ★人に関心を持ち、たくさんの人と会っていると、顔を見ているだけでその人のパーソナリティとかキャラクターがある程度、読めるようになるはずです。 顔相でどんなタイプの人間なのか、ある程度、パターン認識できるようになります。初対面にもかかわらず、ああ、この人はこんな性格なんだろうな、ならば、こういう姿勢でコミュニケーションをしたほうがいいな、とわかるようになります。 ★これは、一言で言えば、「洞察力」です。 ステレオタイプに人を分類するのは危険かもしれませんが、仮説を立てて、検証するようなことも関心がもてるコツです。 優秀な営業マンは、初対面でもお客さんの性格などをうまく読み取ります。3分もお客と話せばわかります。相手の名刺交換の様子、語り口、顔相、ファッション、歩き方、髪型、笑顔、眼差し・・・など、人間観察をしていれば、直感が働くようになるものです。 もし働かないというならば、これまできちんと人を見てこなかったのだと反省しなければなりません。ぼんやりと見ず、その人の向こうに映る影までをも見透かすつもりで観察するのです。 この人はこんなキャラクターではないか、こんなパーソナリティではないか、という仮説を立てながら相対するのです。 ★一目置かれる人は、仕事ができる云々だけではなく、「人間通」なのです。 |
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