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仕事にはミスはつきものですが、大切なことは、ミスや失敗をしたあとの行動なのです。 まわりがミスや失敗を気づかないうちにさっさとリカバリーしてしまえば、ミスも失敗も「なかった」ことと同じです。 それなのに、ミスや失敗をすると、とことん落ち込んでしまったり、中にはそのミスや失敗を隠蔽したり、パニックになったりして「二次災害」を引き起こしてしまうケースも少なくありません。 では、仕事ができる人はミスや失敗をしたときに、どう対処しているのでしょうか。 ★「大火事にならないよう小火のうちに消せ」これに尽きます。 小さなミスや失敗をきっかけにして大きなミスや失敗へと傷口が深くならないように、傷口が浅いうちにきっちりと止血することが大切なのです。 ★そのために大切なことは、「隠蔽しない」「反省しすぎない」ということです。 「隠蔽」するのは言語道断です。「反省」するのは大事ですが、いまは反省している場合ではありません。リカバリーに全力を尽くす。自分ひとりで対処できそうもなければ、上司や先輩、同僚に事情を話してチームで対処して解決する。これが大切です。 反省はあとでいくらでもすればいいのです。ミスや失敗は最初に解決しなければならないトラブルです。優先順位の筆頭は、このトラブルをリカバリーすることです。 こんな当たり前のことをわざわざ指摘しなければならないのは、ミスや失敗をすると反省して、落ち込んでしまい、当事者のくせに「戦力」にならなくなってしまうことが少なくないからです。 仕事ができる人は、「心のスイッチ」を切り替える達人ですミスや失敗でめげるのは「一瞬」です。そして、これからの仕事で必ず取り返してやると「覚悟」を決めるのです。過去は過去。それ以上でもそれ以下でもありません。もう戻らないことにクヨクヨしても何も生まれません。 しかし、世の中にはクヨクヨしたがる人が多いものです。 こういう「クヨクヨ人間」は「精神的に弱い」というよりも、「そういう性格」なのです。 どうも反省している姿を周囲に見せないと許されないのでは、と錯覚しているようなのです。 ★失敗したときは、「反省はあとにして、いまは動け!」です。 |
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