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ビジネスマンが、ごっそりと時間を奪われるのは、打ち合わせ、会議、ミーティングの類ではないでしょうか。 企画会議、営業会議、対策会議・・・といろいろありますが、こればかりは複数の人間が絡んできますので、ダブル、トリプルで時間がかさみます。 自分の手帳を見ても、驚くほどの時間がムダになっているはずです。 「残業の原因は明らかに会議です。会議さえなければ、もっと仕事がはかどります」と訴えているビジネスマンは多いはずです。 ★どうして会議はこれほど評判が悪いのでしょうか。 それはコストパフォーマンスが悪いということに尽きるのではないでしょうか。何人もが雁首を並べているのに「結局何も決まらない」ことが多いからでしょう。つまり、生産的ではないからです。 会議や打ち合わせが売り上げや利益を生むわけではありません。本来、こんなものに時間を費やすべきではないのです。 「役員会議で起きているのは社長と発言者と議事録係だけ」と皮肉られることもあります。 かつて、キャノン電子では、すべての会議室から椅子を撤去し、つまり、「会議は立ってやる」と決めたようです。このおかげでダラダラと時間をかけることはなくなり、生産効率はあっという間に2倍になったということです。 ★ある企業でも「スタンダップ会議」を導入したところ、会議時間は4分の1に激減し、利益は3倍に増えたといいます。 短時間に中身のある会議ができるからでしょう。 ふつうのそば屋より、立ち食いそば屋のほうが回転率は3倍も高いというデータがあります。 立ち食いそばは、ビジネスマンにとって、いわば戦国時代の乾し飯(ほしいい)なのです。「エネルギー」を摂取しているのであって、「食事」ではありません。だから立って食べるのです。 ★会議やミーティングを見直としては、次の5点があげられるのではないでしょうか。 @ ただ報告するだけの定期的な会議は見直す A ちょっとした打ち合わせをわざわざ会議室でやらない。立ち話で済ませる。 B 会議や打ち合わせの目的を事前に参加者と明確に共有しておく。 C 会議やミーティングは終了時刻を決め、終了時刻が来たら強制的に終了する。 D 擬態は1点のみに集中して、あれもこれもと欲張った話し合いはしない。 ★ちょっとした打ち合わせくらい、立ち話で十分です。 |
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