|
★突然のアポなし訪問は予定を狂わせます。ですから、多忙なときにスケジュールを狂わせたくなければ、いかなる相手であっても、アポなし訪問などには対応しない。これが鉄則です。 あまり気づかないようですが、アポなし訪問と同じくらい予定を狂わせるものがあります。 それは電話です。 実は電話ほど図々しいものはないでしょう。 なぜなら、突然、仕事に平気で割り込んでくるのです。こちらの事情などおかまいなしです。いまや携帯電話全盛時代ですから、仕事だけでなくプライベートの時間にまで土足で踏み込んできます。 仕事にどっぷり集中しているときにかぎって、「○○さん、お電話です」と声がかかります。 「誰から?」「何の用だろう?」と出てみると、これがセールスの電話です。 「少々時間を頂けないでしょうか? 実は△△という投資商品についてご案内しています」 「悪いけど、いま取り込み中なので・・・」と断ります。 ★時間にしてほんの数十秒のやりとりですが、このおかげであの集中はどこへ消えたやら、すでに雲散霧消です。電話が怖いのはここにあります。 オフィスにいると、いったん受話器を取って話を聞かなければ、それがどんな内容なのかわからない点でしょう。 商談なのか、それとも与太話なのかさっぱりわかりません。 中には、重要な内容の電話があるのも確かですが、そのほとんどは、「おじゃま虫電話」のはずです。いま仕事に集中しなければならないという「集中タイム」のときには、それなりの対策を講じることです。 集中タイムのときには、電話はすべて遮断し、絶対に取り次がないようにすることも大切です。「折り返しご連絡を差し上げます」と自動的に対応するのもいいでしょうが、一般的なサラリーマンの場合には、そういう対応ができにくいかもしれませんね。 いずれにしても、午後1〜3時までは電話に出ない時間(折り返し電話タイム)という時間帯にしておくのもいいでしょう。 ★大切なことは、「予定を簡単に変更しない」「相手の都合に振り回されない」ということを心がけて、そのための「ルール」を自分なりに作っておくことが重要です。 そうでないと、あなたの貴重な時間はどんどん失うことになるでしょう。 |
|
|||
Copyright (C)2015. 仕事のできる男・できない男との違い All rights reserved. |