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仕事の持ち時間を大幅に消耗してしまうケースはたくさんあります。 たとえば、やるべき仕事をやり損ね、あとでもいい仕事を優先してしまったことなどが挙げられます。どの仕事を先にやり、どの仕事を後回しにするかということは、効率的な時間活用を考えたときにとても重要なことです。 ★優先順位を考えるとき、重要なことは「すべきこと」の列挙だけでなく、「やらないこと」と「しないこと」をリストアップすることです。 何を優先して、何を捨てるか。これは重要なことです。仕事の哲学が問われます。 仕事をするとき、優先順位をしっかりと考えることは当たり前です。 しかし、仕事の成果というモノサシだけでなく、人生、どちらが面白くなるかというモノサシで図ってみてもいいのではないでしょうか。 「やらないこと」を決めることは重要です。 なぜなら、これを決めると、人生も仕事も霧が晴れたようにクリアになるからです。生きる道が見えてくるのです。 「小さな悟り」といっていいかもしれません。 たとえば、マージャンとカラオケとゴルフをやらないと決めてしまえば、勉強する時間がたくさん取れるでしょう。あるいは、酒席は基本的に断ると決めれば、これもまた読書三昧に徹することができるはずです。 大物になっている人は、自分の能力に磨きをかけるという人生哲学を持っているのです。 このように見てくると、「何をしないか」を決めることは、実はどういう生き方をするか、どんな人間になるか、何を武器としてこれから戦って、自分の地位や居場所を築いていくかということに、気づくはずです。 ★「しないこと」があなたの武器になるのです。 |
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