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上司が部下を飲み会に誘うのは、なかなか誘いにくいもので、ある特定の部下を誘うと、えこひいきをしているように他の部下から思われてしまいます。 反対に、部下が上司を誘うときには、上司は迷惑な気持ちなどなく、気持ちよく部下の誘いに乗れるものです。 「バカな子ほどかわいい」と親はかわいいと思うもので、会社でも同じで、遠慮なく適度な迷惑をかけたり、自分の都合だけで飲み会に誘ってくれるような部下は、ある一面、「あつかましいヤツだ」「しようがない、困ったヤツだなあ」と思いつつも、心のどこかには「かわいいヤツ」という気持ちが生じてきます。 ふつう、部下は上司を敬遠するもので、当たり障りのない対話をしながらも、飲み会などにはあえて誘おうとしないし、ましてや仕事以外の相談などはけっしてしないものです。 それだけに、気軽に迷惑をかけたり、飲み会に誘ってくれる部下はかわいいのです。 ですから、仕事を円滑に進めたいと思うなら、日ごろから、適度な迷惑をかけているほうが、上司は親しみを抱いていますので、仕事の決裁もスムーズにいくのです。 |
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