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とくに白熱した議論をした末に決着をつけるような火花の散る会議は、自分の味方と敵をしっかりと把握しておく必要がありますが、それには自分に対して誰がどのようなポジションに陣取るかで、判断できるのです。 これは、東西南北の方位関係から分かります。 たとえば、あなたの隣に座った人は、あなたに好意的な人物である可能性が高く、正面に陣取った人は反対意見やライバル意識を持った人物といえるでしょう。 正面に座る人は、方位で言えば、東西か南北になって、正反対の方角になりますので、自然と敵対する関係になりやすく、また、そのように考えている人が座るのです。 あなたも会議の席上で、嫌いな人の横に座ったりしないでしょう。 また、最初に相手に反対意見を言おうと考えているなら、あなたが相手の隣に座ることもなく、おそらく離れたところか、反対の方角のポジションに座っているはずです。 また、「ロの字型」の会議で、リーダーシップを発揮したいのなら、長方形の短いほうに陣取るのが、発言に有利になる可能性が高いです。 なぜなら、上司をまじえた会議などでは、必ず上司の席や議長席といったものは、長方形の短いほう、それも入口から遠いほうに、席が設けられているものであり、本能的にその席は、リーダーシップを取れる場所というのを知っているからです。 ですから、会議進行を有利に持っていこうとするなら、あらかじめ席の配置も考慮しておきましょう。 |
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