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「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があります。ビジネス上のやりとりをしていく中で、相手と親しくなることはあります。でも、それは、くだけた表現をしてもいいということではありません。 顔文字や話し言葉を使わないように注意しているという人でも、やわらかすぎる表現になっていることがあります。相手に失礼のないように、注意を払いましょう。 ★ 「OK」「了解」の使用は、目下か同僚にだけ! ビジネスメールで「OK」記述は不適切です。「承知いたしました」に変更しましょう。 「問題ありません」「確認いたしました」なども「OK」に代わる表現です。また、取引先や目上の人に対して送る場合、尊敬の意味が含まれていない「了解」は失礼となる表現なので気をつけましょう。 × 会議日程の件、OKです。 ○ 会議日程の件、承知いたしました。 × ご来社いただく日時の件ですが、了解しました。 ○ ご来社いただく日時の件ですが、かしこまりました。 ★ そのほかの注意したい言い方 「別にかまいません」というような肯定の言葉も、取引先や目上の人には失礼となってしまいます。 × そのままで別に構いません。宜しくお願いいたします。 ○ そのまま進めていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 また、「それでいいです」も注意したい言葉です。書き言葉として使うと「面倒だから、それでいい」という印象を与えてしまいます。 × それでいいです。 ○ そちらでお願いいたします。 ★ 上から目線の質問にならないように! 相手に対してストレートに「どうなりましたか?」という質問をするのは、避けるべきです。特に、取引先や目上の人への質問は注意が必要です。上から目線にならないように、やわらかい表現をしましょう。 × その後、どうなりました? ○ その後、ご検討くださいましたでしょうか。
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