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★経営者は冷静であれ 経営者は、常に凛(りん)としていなければならない。 しかしその場合、「十指の指すところ、それ厳なり」(十人の一致した意見は厳然公平である)との言葉があるように、自己の行動を常に客観的に見つめ反省する冷静さが必要であります。 もし、部下が持つ意見と違うようなら、その反対や対案を無視し、おのが計画を強行して、たとえ一時的に成功したとしても、それはあくまで、一時の花でしかありません。 「一朝の怒りに我を忘れ」と、部下の反対や対案をこっぴどく叱るなど、最低の男がすることです。 ★経営者はくよくよするな 経営者といえども金鉄ではありません。 岐路に立ったときには迷うであろうし、健康の心配もあろうし、家庭内にどうしようもない心配の種のある人もいるでしょう。 そんなとき、エアロビクスや水泳や散歩に汗を流すのも良いし、ほかの何かの趣味に一時的に目を向けるのも良いでしょう。 くよくよせず、何ごとも前向きに考えるなら、たちまち空は晴れ渡るものです。 熊本県の民謡「おてもやん」の一節に 「一つ、世の中、艱難辛苦の荒波越えて、 男度胸でおいでなさい。 くよくよしたとてしょうがない。 いつかは芽も出る花も咲く、 移り気な浮き世のならいに 取り越し苦労はおやめなさい。」 とあるではないですか。 |
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