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できる男は、必ず何か仕事以外でも、人に負けないものを持っています。それは趣味であることもあるし、歌であったり、あるいはスポーツであることもあります。 野球でも柔道でも、強い選手は自分の得意技を持っています。 もし、あなたがキャリアアップのために自分に磨きをかけようと思うのなら、自分の不得意な分野を克服するよりも、自分の好きな得意な分野で能力を磨くほうが、はるかによいです。 人はオールマイティーになんでもこなせる人にあこがれますが、実際、「あの人はスゴイ!」と思われる人にも苦手なものはたくさんあるはずです。ただ、その苦手なものがかすむくらい、素晴らしい得意技をその人は持っており、それが仕事の自信につながっているのです。 語学、パソコン、声のよさ、プレゼン資料作り、みんなを笑わせるギャグ、職場を明るくするファッションなど、何でもいいから、あなたの得意な分野を伸ばしてみましょう。 仲間や上司に「これはアイツが一番」と思わせる得意技に仕上げよう。 学生時代、趣味や部活動に思い切り情熱を注いだ人は多いでしょう。 あのころの情熱をいまの仕事にも注いでいるでしょうか。 もしかすると、生活するためだけに今の会社に入社し、好きでもない仕事をさせられ、そして大事な人生の意味も知らないまま月日を費やしているのではないでしょうか。 「俺にはもっとふさわしい仕事があるはずだ」と思っていないでしょうか。 この悩みは、歳をとっても続くものです。 「俺は何をやっていたのだろうか?進む道を誤ったのかな?」こんなふうに、卑屈になりながら生きるのは悲しいことです。 仕事に情熱を傾けることなく、人生の大部分を無為に過ごしてしまうことになります。 世の中を ただいたずらに 渡りきて 老いてののちの いまは後悔 人生の目標も定まらないまま、これまで生きてきて、いつの間にか老いてしまったなぁ。いまは後悔の毎日であるという趣旨です。 若い時代は早く過ぎ去り、学問はなかなか成就しがたい。 ほんのわずかな時間でも、おろそかにしてはならない。 池のほとりに春の草がもえだすような少年の楽しい夢がさめやらないうちに、早くも庭先の青桐の葉が落ちる秋の気配が訪れ、時の経つことの速いのに驚くばかりです。 あなたも後悔する前に、自分の好きなことを極め、生きがいを手に入れることが、結果的に、仕事の成功につながるもっとも大事なことです。 |
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