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たとえば、社内の誰もてせきなかったことを「お前、やってみろよ」といわれてやったら、簡単にできてしまった、何か月も前にプレゼンした企画が取引先から突然OKの返事をもらった、数か月も通い続けた相手から「あなたの熱意に負けました」といわれて商談が成立したことなど、人それぞれに、自分を盛大にほめてやることがありますね。 ところが、大半の人は周辺が大喜びをすることをやっても、自分で自分をほめることはしません。 「人にほめられればそれでいいんだ」と納得することもいいですが、いいことをやったら、謙虚に自分をほめることで、その後の対応も違ってくるものです。 人は「どうしてオレってダメなんだ」「もっとしっかりしなくちゃダメじゃないか」と自分をイジめることはよくあります。 それも人間らしく、ダメなものはダメと自分を叱ることは人間らしい処世ですが、いつも自分をイジめてばかりいたら、落ち込んでしまい、月曜日の出社が苦痛に思えてきます。 月曜日の朝、カゼを引いたことにしよう、とサボりをキメこむのはだいたいこのテのものだ。 仕事は毎日同じペースで順調にこなせるとは限りません。 失敗したり、人間関係がうまくいかなかったり、目標が達成できなかったりいろいろなことが原因で、業績が落ち込むこともあるでしょう。 誰にでも長所、短所があり、能力や性格も違います。 それらを数え上げるときりがないし、ルックスだってひそかに自信を持っているところがあるはずです。 そんなことで落ち込んだら、自分をダメな男だ、と責めるのではなく、自分をほめてやることが一番です。 ある経営コンサルタントがセミナーで、一流企業の管理職を対象に研修した席で、「自分へのほめ言葉を書いてください」と書き出してもらったら、こんな結果が出たそうです。 仕事面・・・判断力、先見力、洞察力があり、専門的な知識が豊富・集中力に優れ、責任感が強い。部下の面倒見がよく、数字に強い、字がきれい。 ルックス・・・脚が長い、イケメン、若く見える、上品、女性にモテる、髪の毛がフサフサしてる みなさんも、このいくつかの優れた要素を持っていたら、素直に自分をほめてあげよう。 部下を上手に使うのも、部下の悪い欠点だけをあげつらっても部下は伸びません。 部下の能力を引き出すためには、部下の優れたところをほめることが大切です。 それと同じで、自分自身の能力を最大限に発揮させるためにも、自分に自信をなくすようなことは考えず、自分の優れたところを思い出して、それをほめてやることです。 |
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