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小さいときから「人を外見で判断しちゃダメ」と、よくいわれたものです。 ですが、人の外見は、その人の育った環境とか、教養のあるなしまで、全体の雰囲気として、それとなく伝わってくるものです。 ですから、「人を外見で判断する」というのは、一面正しい人間の観察方法です。 人間の手相にしても顔にしても、自分が普段から考えていることや、意志、決断力の強さなどは、本人が望まなくても顔の表情として現れ、口元の引き締まり具合とか、目の鋭さなどに現れるからです。 だらしのない人間は口元もゆるみっぱなしで、顔に引き締まったところが一つも窺えません。 要は、男の見た目は、その男の心が見える形として現れているといってもよいでしょう。 だいたい悪相といわれる顔は、 @ 額が狭いうえに、額に艶がないとか、瑞々しさがない A 頬がこけ、頬骨が突出している B 眉毛が短く、細切れのような状態になっている C 口が小さいか、唇が異常に赤い このためにも、人はやはり良い人相を身につけて外見力を磨く必要があります。 ある本によりますと、人が他人から受け取る情報は、「話す言葉の内容」が1割弱、「見た目・身だしなみ・しぐさ・表情」が5割強、「声の質(高低)、大きさ、テンポ」が4割弱ということだそうです。 この結果を仕事に生かすためにも、「見た目・身だしなみ・しぐさ・表情」が5割強もあるわけですから、「男は顔じゃない」と突っ張ってみても、他人はそうは見ていないということを知っておくべきです。 人をを判断するのは、その人から受ける第一印象ですから、ましてビジネスの場では、初対面で相手を判断する傾向は強いうえ、交渉ごとでも早く成立させなければならないことも多いでしょう。 そのときに、何分か話し合っただけで、交渉充てての話に乗ってよいのかどうかなど判断できないので、どうしても第一印象で信頼できるかどうかを見抜く必要があります。 入社試験の面接、営業の飛び込み、合コンでも、第一印象で好感をもたれますと、次の打つ手が楽になります。 もし、外見で自信が持てなければ、その他のことで自信が持てるよう努力して男を磨くことが大切ですよ。 |
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