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新しく社会人になった人も、すでに社会人として働いている人も、はたして自分の将来像に対して明確な持っているでしょうか。 仕事を始めたばかりのときは毎につの新しい出来事や人間関係でいっぱいになり、それに追われてしまうだろうし、仕事に慣れてくるにつれてただ毎日の仕事をこなすだけになってしまうかもしれません。 しかし、大事なのは５年後、１０年後に自分はどういう自分になりたいのか。 何をできるようになりたいのか、ということを常に頭の中でイメージすることです。 このイメージを持ち続けることができたら、忙しい中でも自分を見失わずに毎日を過ごすことができるでしょう。 避けなければいけないのは忙しさにかまけて、日々をただ乗り切るだけのためになり、だんだんと視野が狭くなってしまうことであります。 視野は常に高く広く持つように心がける必要があります。 また、気をつけなければいけないのは就「社」ではなく就「職」をしたのだという意識を持つことであります。 雇用形態の大きな変化により、世の中ではリストラのあらしが吹き荒れ、終身雇用、年功序列というものはもはや大企業や役所でさえ幻想となりつつあります。 こんな時代だからこそ就「社」から就「職」へと意識の転換をはかっていかなければなりません。 いまの立場やポジションはすぐすぐ変わるようなものでないかもしれませんが、意識を少しずつ転換させていくことで、見えてくるものが変わっていくはずです。 これからの時代、いままでのように会社は生きがいを与えてくれる場所とは言い難くなっていくでしょう。 それならば生きがいは自ら生み出していくしかありません。 これからは、生きがいは会社が与えてくれるものと思うことは、ある意味自己責任の放棄になるかもしれないと肝に銘じておく必要があります。 就職、転職とはゴールではなく、大きなスタートなのです。 |
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