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★ お腹がいっぱいになると、眠気が出て集中力が減退 肉体労働にせよ、頭脳労働にせよ、元気に行動するためにはたくさんのエネルギーが必要です。その源となるのが食事です。「腹が減っては戦はできぬ」とはまったくその通りです。 でも、エネルギーを蓄えようとしてお腹いっぱい食べてしまうと逆効果です。仕事のスピードはガクッと下がってしまいます。 食事の後は、食べた物を消化するために消化器官に血流が集中し、活発に働きます。お腹いっぱいになるまで食べてしまうと、脳を働かせるための血液まで消化器官に回ってしまいます。 脳に向かう血流が少なくなると、脳の働きが滞るだけでなく、眠気まで発生してしまいます。また、満腹になると脳内のホルモンの働きによって、眠気はさらに強くなります。 人間の集中力は、内臓よりも脳に血流が集まった状態、つまり空腹に近いほど発揮されます。 しかし、脳が活動するためには栄養、特に糖分が必要不可欠です。 そのため、自分の能力を引き出すためには万部苦にならないように腹八分目で抑えて、小腹が空いたときには少し甘いものを摂る、というのが理想的です。 大食いがクセになってしまっている人は、食事習慣を改めましょう。 【腹八分目で満足できるコツ】 満腹で午後の仕事中に眠くなってしまう人必見です。腹八分目で抑えるコツを伝授しましょう。 食事をすると、血液中のブドウ糖が増えて、血糖値が少しずつ上昇します。その情報はやがて脳内の満腹中枢を刺激して、人に満腹を感じさせます。 この満腹中枢が働くまで、最低でも20分はかかります。そのため、20分以内に早食いをすると、満腹に近い状態を通り越して食事しているおそれがあるのです。なるべくゆっくりと時間をかけて食べれば「お腹がいっぱいになってきたな」と実感できます。 また、どんぶりなど単品の料理を食べるよりも、小鉢などで品数を多くすると、さまざまな味を楽しめるため満足度が高まります。かき込める料理は早食いになりがちなので、要注意。 よく噛んで食べるのは効果的です。噛む動作をすると脳内でヒスタミンという物質が分泌されて、満腹中枢が刺激されます。 じっくり味わって食事を楽しめば、食べすぎは防げるということです。 |
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