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★ 「返報性の法則」を利用し、お互いのことを徐々に知る 初対面で「何を話したらいいかわからない」と感じるのは、初めて会った相手がどんな素性のどういう人かわからず、共通の話題も見つからず、間が持たないからでしょう。 そんなとき活用したいのが、心理学でいう「返報性の法則」です。 これは人に何かしてもらうと、お返ししなければという好意の心理が働くという法則をさします。 そうした「返報性の法則」を利用して、まず自分のことから先に放して相手のことをよく聞くようにすると、質問にスムーズに答えてもらいやすくなります。 もちろん、相手が自分のことを話したら、それ合わせてこちらも自己開示します。そうしたやり取りを反復することで、お互いのことがだんだんわかってくるはずです。 ★ 間合いを測りながら、自分をさらけ出すことで距離を縮める ただ、当たりさわりのない自己開示だけでは、関係はなかなか深まりません。 裏を返せば、普段いいづらい「思い出や失敗談、自分の想い、悩み」などプライベートな話をするほど気を許したことになり、相手もいろいろ話してくれるものです。 間合いを測りつつ、ときにはあえて自分をさらけ出すことで相手との距離をグッと縮められるのです。 【レッスンポイント】 ★ 名前を聞く際、名乗ってから相手に聞くのがマナーであるように、相手のことを知る際は、先に自分のことを話してから質問したいものです。「僕は青森県出身ですが、○○さんはどちらのご出身?」というふうに、「返報性の法則」を活用して質問しましょう。 ★ 間合いを測りつつ、ときには自分をさらけ出すのも、相手との距離を縮める裏技です。 |
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