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★ 出身地の話題は、広く浅く雑談するときの万能薬 なかなか相手と盛り上がる雑談ネタが見つからない場合に、初対面の相手なら一生使えるテッパンネタを活用するのも手です。そんな便利な定番ネタこそ、「どちらにお住まいでしょうか?」「ご出身地はどちら?」といった土地の話題です。 ただし、具体的な住所をあまり細かく聞かれるのをイヤがる人もいるかもしれません。 なので、出身地なら都道府県単位、住まいなら市・区か、踏み込んでも駅単位をめどにするのが無難でしょう。プライベートに立ち入りすぎず、それでいて当事者しか知り得ない意外な事実もあったりして、ちょうどよいバランスで雑談を楽しめるでしょう。 A「ご出身はどちらですか?」 B「あ、新潟です。ちょっと海を渡るんですけど(笑)」 A「え!佐渡なんですね。あ〜、行ってみたい島のひとつなんです。でも、遠いイメージがありますねえ」 B「いえいえ、新潟まで新幹線があり、新潟から高速船を使えば65分と案外近いんですよ。佐渡金山を世界遺産にしよう!とがんばっている仲間もいますので、ぜひ遊びにきてください。夏は運がよければ、カーフェリーからイルカの群れが見えることもありますよ」 A「え、そうなんですかー、知らなかったな〜」 と盛り上がってその場がなごみ、初対面の相手とでも距離が一気に縮まることでしょう。 出身地以外の場所で生活をしている人は多く、また、現代の日本人は日本全国あちこちを旅したことのある人が少なくありません。 もしも出身地が同じであれば、同郷のよしみという共通点で盛り上がれますし、その出身地を旅行したことがあれば、その土地の近くで行ったことのある場所を話題に出したり、「あそこは○○があるよね」とか「あの店の△△はうまかった」などと共通点を探しながら会話をつないでいくことができます。 相手の出身地の話題がひと通りすんだら、今度は自分の出身地ネタを披露します。こうしてお互いの田舎情報を交換すれば、次からはきっち打ち解けて話せることでしょう。 さらにご当地出身の有名人の情報を仕入れておいたり、名物料理や祭り、方言などをチェックし、別の地方出身者とクイズ形式で出題し合ったりすると、さらに盛り上がること間違いありません。 ★ 今住んでいる街の情報はグルメネタでフォロー 一方、出身地ネタに比べ、プライベート要素が強いのが、今それぞれが住んでいる街の情報です。そんなお互いの地元ネタでは、グルメ情報を話題にするのが無難です。 「駅の南口を出て、タバコ屋の角を右に入った3軒目のラーメン屋がメチャクチャうまい!」といった具合に、グルメ系の街ネタなら、見知らぬ地の情報でも聞いてくれる人は案外多いものです。ですから、地元のおいしい店情報は要チェックです。 【レッスンポイント】 ★ 「どちらのご出身?」という出身地ネタは、「行ったことがある」「興味がある」という共通項を見つけやすく、初対面時の話題には最適です。 ★ 今住んでいる街ネタは、地元のおいしい店の情報を紹介する話がおすすめです。とくに一億総グルメ時代の今、うまい店情報はテッパンです。 |
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