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★ 共通の話題のヒントは人間観察と会話のなかにきっとある 雑談をうまく進めるには、相手が答えやすい一般的な話題から入るのが無難ですが、どこかで間隙を縫う縦パスを一本通すことで、相手との距離をググッと縮めることが必要です。その縦パスに当たるものが共通の話題を探すための質問です。 効果的な質問を発するには、相手の外見や持ち物を細かくチェックしたり、会話中の相手のつぶやきを聞きもらさないようにしたりなど、ヒントとなるものを見逃さないことが大事です。 だからこそ、相手を興味津々で人間観察する、好奇心や集中力が必要なのです。 具体的な質問フレーズとしては、 「体格がよろしいですが、何かスポーツされていましたか?」 と相手をほめるニュアンスを含むものが効果的です。 そこで自分と同じ運動部だったりすると一気に話がはずみます。持ち物をチェックし、たとえば万年筆を持っていたら、「筆記用具は万年筆派ですか?」と質問して、自分と共通したこだわりがあったりすれば、話が盛り上がるでしょう。 また会話を通して自分と同じ「犬好き」とわかれば、「犬は何を変われていますか?」「どんな犬種ですか?」などと、より具体的に深堀りできます。 また、「実は人見知りで」と打ち明けると「私も!」と、共通の弱点を絆に仲間意識が深まることもあります。 あがり症でドジなどのコンプレックスも共通点になりうるのです。 【レッスンポイント】 ★ 共通点を探る質問をいろいろ試してみること自体が相手への関心度の高さを伝え、もしも自分との共通点が見つかれば、相手との距離を一気に縮めることができます。 ★ 相手を好意的に観察し、外見や持ち物、服装などを細かくチェックします。ときには弱点や苦手も披露し、コンプレックスが共通点ネタになることも! |
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