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★ 並行してたくさんの仕事をこなすのは非常に難しい 日々の生活で、やらなければならないことはどんどん目の前に現れます。 この積み重なった仕事の山をどう崩していくかが、仕事の速い人と遅い人をわけるのです。 ここに、やらなければならない仕事を三つ抱えた人がいます。 仕事場に着いたらすぐにパソコンに向かい、A案件についての企画書を書き始めました。 30分ほどたつと今度はB案件について調べている様子。それも束の間、C案件について電話で連絡を始めました。 電話が終ると、またA案件について書き始め・・・とても忙しそうに見えますが、果たして仕事の成果はどれほどでしょう。 このようにバタバタと仕事をしても、あわただしいだけでスピードはまったく乗らないはずです。 むしろ、仕事をバラバラに分割すると、ひとつの仕事に集中できないため、作業速度はどんどん遅くなってしまいます。 せっかく集中し始めたタイミングで、別の仕事に移ることになってしまうのです。複数の仕事を抱えた時に、それぞれの仕事を分割して同時進行でやろうとするのは絶対にやめましょう。 ★ 仕事はひとつずつ余裕を持ったペースで片付ける 集中力を維持するために、ひとつの仕事に対してはなるべく長い時間を取りましょう。 一日に複数の仕事に取りかかる時は、あらかじめどれだけの時間をかけるか決めておくといいでしょう。 長い時間をかけるといっても、たとえばひとつの作業だけで8時間集中するというのは無理な話です。だいたい1時間半から2時間くらいを目安にするといいでしょう。それ以上は集中力が持ちません。 ひとつの仕事が終ったら、少し休憩時間を取りましょう。「ひと仕事を終えたら席を離れて反省する時間」を過ごすのです。 この休憩のタイミングが取れないというのも、仕事を細かくわけて同時進行で進めようとする場合の問題点です。 また、別の仕事を始める時、すぐにトップスピードに乗れる人はいません。どのような内容の仕事だったか、どのような手順で進めればいいのか、一度頭の中で整理する必要があります。その後で、具体的な仕事に取りかかっていくものです。「すぐにさっきの集中力を取り戻さないと!」と焦る必要はありません。余裕を持って進めましょう。 ★ 毎日少しずつやる予定の仕事をまとめてやっても構わない ところで、仕事の中には「毎日少しずつ、やっておく仕事」というものもあります。そのような仕事の中にも、たとえば一週間の始めにまとめて一週間分の仕事を終らせていい仕事があるのではないでしょうか。 夏休みに宿題を毎日やるのではなく、夏休みの最初に終らせてしまうようなものです。 個人個人のスタイルにもよりますが、そのような方法が合っている人もいるはずです。試してもてください。 【仕事の速い人のポイント】 ★ 複数の仕事を細かく分類せず、ひとつずつある程度のじかんをかけて取り組む。 |
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