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★ 弘法は筆を選ばなかったそうですが、いい道具は仕事を助ける味方になる 達人はどんな道具でもいい仕事をするという意味で「弘法は筆を選ばず」といいますが、弘法大師は文字の書体に応じてさまざまな筆を使い分けたと伝えられています。 つまり、「達人はどんな道具でもいい仕事をするが、道具を選べばさらに完璧な仕事ができる」ということです。 仕事が遅くて悩んでいる人は、一度道具を見直してみてはいかがでしょうか。 仕事の速度を左右する道具の中で、もっともその効果が大きいのはパソコンです。古いパソコンを使い続けていると、処理速度の遅さに悩まされてしまいます。最悪の場合、突然フリーズしてそれまでの作業が白紙に戻ってしまうこともあります。 そのような問題が明確に現れたときは、それほど悩まずに買い換えることができるでしょう。 しかし、ただ古いというだけで明確な問題が起こっていない場合は、買い替えの踏ん切りがつかないのではないでしょうか。どうして普通に使えているのに買い替えなければいけないのか、疑問に思うかもしれません。 でも、テクノロジーの進歩はかなりのスピードです。ほんの2年もあれば、買った当時より数段高性能なパソコンが登場します。実際に使い比べてみれば、その差は歴然としているはずです。 仕事の速い人は、情報の収集力に優れています。自分が使っているパソコンやスマートフォン、タプレットパソコンの最新機種が発表された時、いち早く情報を集めるのです。そしてその価値を見出したとき、ためらうことなく新しい道具に買い換えるのです。 一方、情報収集力に優れていない人は、新しい道具の威力を知らないまま、いつまでも古い道具を使い続けます。そのままでは、仕事の速い人との作業効率の差は広がれ綴るばかりです。道具を買い換える価値があるかどうか、まずは情報を集めるところから始めてみましょう。 ★ 効率を高めるためには道具の使い方にもこだわりを持ちましょう 道具の使い方によってね作業効率は大きく変わります。たとえいい道具をそろえたとしても、ろくに手入れをせず、雑な扱いをしていてはその性能を発揮できません。 仕事に追われて道具のメンテナンスに時間が取れず、余計に仕事がうまくいかない場合があります。そんな人は多少回り道に感じたとしても、道具を点検する時間を取ったほうがいいのです。 また、基本的に道具は高品質なものをそろえたほうがいいのですが、使いこなせなければ意味がありません。高品質、高性能とされれる道具が自分に合っていないせいで、仕事が遅くなるという場合もあるのです。 道具そのものだけでなく、道具の置き場所も重要です。たとえば作業の工程にあわせて、取り出しやすい場所に道具を整理しておくだけで、作業効率がぐんと上昇します。何気なく使っている仕事道具と、改めて向き合ってみましょう。 【仕事の速い人のポイント】 ★ 作業効率を高めていい仕事をするには、いい道具が必要。 |
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