|
★これからの時代は、自己演出力が大切になってきます。 自分自身を売り込むことや第一印象に気を配り、自分を演出するなどという言葉にネガティブな印象を持っていたり、ファッションは苦手だから、といい加減にしていませんか。 日本では、いまだに自分を目立たせるという技術に弱いですが、それは昔から、協調性を尊び、自我を抑えることが美徳だと教育されてきた結果かもしれません。 だからこそ、「自分を演出するなんて・・・」という気持ちになるのでしょう。プライベートならそれでもいいでしょう。 厄介なのは、そのあなたの印象が相手と対面してから、わずかな時間で決まってしまうということです。 ★第一印象は六秒でほぼ決まるといわれています。 アンケートで、「第一印象はどのぐらい時間がかかりますか?」という質問をしたところ、長くて15分、そして多くの女性は、第一印象を決める時間が男より短く、1分以内と答えています。 初対面で好印象をもたれるかどうかは、ほとんど会話の内容は無関係という結果もあります。 言葉そのもので、好印象を獲得することはできません。接遇研修もセールストーク重視から、ビジュアルイメージ重視にすれば、もっと個人が輝くはずです。 丁寧すぎる敬語を無理やり使うことに、重点を置きすぎているのは考えものです。「ありがとう」「ごめん」という単純な言葉でも、見た目が与える表現や言い方で好感度が大きく変わってくるのです。 ★言葉よりもうれしそうに微笑む表情、信頼できる清潔な服装、身振り手振りの印象で、周囲はあなたを判断しているのです。 「じっくり俺をわかってもらえば・・・」という気持ちはわかりますが、今やビジネスはスピードです。 あなたが「ぜひ会いたい」と願う人ほど多忙なはずです。名刺交換をしてもらったとしても、名前なんか覚えずに秘書にファイリングを頼むだけでしょう。初対面にどれだけの時間を、かけてもらえるのでしょうか。 第一印象できちんとアピールできない人に「じっくり話して・・・」という時間はなかなか巡ってこないはずです。 ですが、第一印象でどうも好感を持たれなかったらしいと感じたとき「どうせ嫌われたから・・・」とあきらめたり、ひねくれたら好感度は、ますます上がりません。 速攻で巻き返しのアクションを起こすのです。 たとえばその晩に、自筆のはがきなどで会っていただいたという、お礼や感謝の挨拶だけをさらっと入れる。何もかもデジタル化された時代に、自筆というアナログなものほど逆に新鮮です。これだけでも、実対面のアプローチに匹敵するでしょう。 そこで、相手が心ある人なら多忙でも何らかの反応があります。大物といわれる人物ほど、人の親切や気配りに敏感なものです。 ★いい仕事をさせてもらうには、ビジネストークの内容以前に、自分自身をいい印象で覚えてもらうことです。出会いを価値あるものにするのか、しないのか。ライバルに勝つも負けるもあなた次第です。 |
|
|||
Copyright (C)2015. 仕事のできる男・できない男との違い All rights reserved. |