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シャツは、スーツのように目に触れる面積は少ないですが、上着を引き立てる裏方として大切な役目をしています。 素材や織り、入ろ、襟やそで、ボタンの位置やつけ方など、特徴や個性がむしろスーツより出るものです。 シャツの着こなしで注意したいのは、「袖口」と「襟」であります。 ビジネスシーンでは、商談中に袖口をテーブルの上に置いて、話をすることが多いので最新の注意が必要です。 上着の襟と袖から1センチ強出すのが基本です。 また、襟先をボタンで留める「ボタンダウン」というシャツがあります。 ビジネスシーンでも好まれ、よく着られます。 しかし、もともとはスポーツから生まれているように、このシャツはカジュアル向けのものだということを知っておきましょう。 シャツの色の選択は重要です。日本のビジネスマンたちは、「ビジネスシーンでは白以外にない」というのが一般的であります。 アメリカと日本は同じ「白」主流ですが、ヨーロッパではカラーシャツが一般的です。 日本では、白とブルーをそろえておけば無難です。 青は生日、信頼、崇高、地性などを表し、世界的に一番好まれている色です。 淡いグレーやベージュのシャツも上品に見えますし、細いストライプやチェック柄もおしゃれに見えます。 ピンクやイエローのシャツはカジュアル向けと心得ておきましょう。 シャツの色は、濃くなればなるほど個性的になっていきますので、個性的であることを求められる職業の人には、濃い色のシャツもいいですが、そうでない職業の人は、濃い色は避け、淡い色でとどめておきましょう。 そして、もっとも重要なのは、スーツに合ったものを選ぶということです。 目安はシャツの襟がスーツの内側におさまりよいものということです。 また、シャツは本来下着であり、直接肌に触れていますので消耗が激しいです。襟やそで口の汚れ、こすれ、縮みに気をつける必要があります。 メンテナンスに注意するのはシャツとて同じことです。 |
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