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ボイストレーニングには、ストレッチから入るとよく、体が硬い人は呼吸が浅くなり、声も通りにくくなりがちなので、股関節の周りの筋肉を柔らかくすると声も出やすくなります。 やり方は、床に座って両足を限界まで開き、上体を前に倒します。 前傾は1回でもOKです。 最初、90度の回客だった人が数ヶ月間、毎日続けますと、120度開くようになります。毎日続けることが大切です。 次に腹式呼吸をトレーニングで鍛える方法を紹介しましょう。 @ イスに腰掛け、背筋をまっすぐにのばします A ボーッとした表情になるまで、顔の力を抜きます B 両手は下腹部に置き、風船が入っているイメージを描きます C 口を閉じて鼻から息を吸い込み、お腹の風船が膨れるくらい息を吸います D 次に「スー」と下腹を押さえながらゆっくり長く息を吐き、そのときに吐く息が安定するように心がけます、これで声を出してもブレがなくなります E それができたら、素早く息を吸って、同じく長くゆっくり吐き出します 次は母音の発声練習をしましょう。 ◇ 正しい母音の発声法 @ 日本語の母音は「アイウエオ」が全ての基本。口の開き方が最もスムーズなアエイウオの順で、口の形、舌の位置、声の出し方を練習します。 顔の筋肉を動かすことで顔の表情が豊かになる効果もあります。 声はフワッと出すのではなく、お腹から高速のレーザー光線に乗って飛び出すイメージを持つと張りのある声が出ます。 このトレーニング法を覚えておきますと、いつどこででもできるので、ぜひお勧めします。 声が通らない原因の一つに自己表現が下手と思い込んでいる心理的要因も大きいとされます。 きちんとした声が出せるようになりますと、自分の言いたいことが、的確に伝わるようになり、それが自信にもちながりますし、性格まで明るくなるものです。 |
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